自分の強みが分からない…
弱みばかり目についてしまう…
自分に自信が持てない…
こんなお悩みを解決します。
強みと弱みは表裏一体のような存在です。
自分では弱みだと思っていることが、周りからしたら強みに見えるなんてことは往々にしてあります。ぼく自身もそうでしたが、自分では当たり前すぎて気付けないのです。
本記事では、弱みを強みに変換した事例50選を紹介した上で、自分自身でも変換する方法をお伝えします。
早速、弱み→強みの言い換え事例を紹介します。
自分の弱みだと思う事例を見つけて強みに変換していきましょう。
1:頑固 →意志が強い、ブレない 2:神経質 →几帳面、きめ細かい配慮ができる 3:優柔不断 →思慮深い、よく考えられる 4:せっかち →時間を無駄にしない、すぐ行動できる 5:飽き性 →好奇心旺盛、なんでも興味を持てる 6:マイペース →何事にも動じにくい、安定感 7:大雑把 →大局的視点、全体を俯瞰できる 8:短気 →情熱がある、自分の感情に素直 9:理屈っぽい →論理的、ロジカルシンキング 10:八方美人 →協調性がある、誰とでも仲良くなる 11:なかなか行動できない →リスクに気付く 12:計画性がない →行動力が高い、アクティブ 13:人見知り →場の空気を読む、協調性がある 14:心配性 →責任感が強い、リスクに気付く 15:周りに流される →協調性がある、指示通り動ける 16:すぐ緊張する →真面目、なにごとも真剣 17:自己主張が強い →リーダーシップがある 18:ネガティブ →慎重派、リスクに気付く 19:凡ミスが多い →行動スピードが早い、勢いがある 20:向上心がない →落ち着いてる、安定してる 21:継続力がない →好奇心旺盛、挑戦できる 22:周りの目線が気になる →周りを見て行動できる 23:競争心がない →周りのペースに流されない 24:主体性がない →協調性がある 25:好奇心が低い →一つのことに集中できる 26:負けず嫌い →向上心がある、成長意欲が強い 27:諦めが悪い →継続力がある、忍耐強い 28:楽観的 →ポジティブ、周りを励ませる 29:抱え込みがち →責任感が強い、真面目 30:臆病 →冷静に周りを見る、リスクに気付く 31:生意気 →度胸がある、自信家 32:指示がないと不安 →指示通りに動ける 33:非情熱的 →冷静沈着 34:人の感情に流されやすい →共感力が高い 35:対人マネジメントが苦手 →自己管理が得意 36:事務作業が苦手 →アクティブ、行動力が高い 37:適応力が低い →同じことを繰り返しできる 38:柔軟性が低い →自分の意見を言える、芯がある 39:責任感が低い →物怖じしない、切り替えが早い 40:でしゃばり →人前に立つのが得意 41:消極的 →周りに合わせられる、協調的 2:直感で動く →なんでもすぐ行動できる 43:忘れっぽい →目の前のことに集中できる 44:怒れない →優しい、相手の気持ちを考えられる 45:よく話すぎる →表現力豊か 46:面倒くさがり →効率的 47:すぐに考えが変わる →柔軟性が高い 48:失敗を引きずる →真面目、責任感が強い 49:数字が苦手 →人の気持ちを考えるのが得意 50:なかなかアイディアが出ない →現実的に物事を見れる
強みと弱みは表裏一体のような存在とお伝えしましたが、「Aの裏には必ずBがある」という真逆の関係ではありません。
そのため、上記の事例はあくまで、ぼくが人事経験を通じて得た「Aの裏にはBがある可能性が高い」という一例に過ぎないのです。
もしも自分にはしっくり来ないと感じたら、リフレーミングを利用して自分自身で弱みを強みに変換しましょう。
リフレーミングとは、物事の見方や捉え方を変えることです。
語弊を恐れずに言えば、世の中にはポジティブな出来事もネガティブな出来事もありません。その出来事が起きたという事実に対して、ぼくたち人間がただポジティブな意味付けやネガティブな意味付けをしているだけなのです。
「事実は一つでも解釈は無限」ということです。
つまり、自分が弱みだと感じている部分も、「自分には〜〜の特性がある」という事実に対して「これは弱みだ」と自分で解釈してしまってるだけなのです。
弱みは自分の解釈次第なので、解釈を変えてしまいましょう。
リフレーミングの具体的な方法
①弱みを書き出す
まずは、自分の弱みをリストアップしてください。紙でもパソコンでも構いません。
たくさん書き出してもいいのですが、自分の弱みを書き出すという行為自体はポジティブな行為ではないので、自分の気持ちが嫌にならない程度にしておきましょう。
②「でも」を使う
次に、下記の文章を埋めるように考えてみてください。
- 「わたしにはAという弱みがある。でも、そのおかげで〜〜できた!」
- 「わたしにはBという弱みがある。でも、その代わりに〜〜できる!」
例えば、
「わたしには人付き合いが苦手という弱みがある。でも、そのおかげでモノ作りが好きになった!」
「わたしには向こう見ずという弱みがある。でも、その代わりにガンガン挑戦できる!」
などです。強みへの言い換えは、弱み一つに対していくつあっても良いです。思いつく限りリストアップしていきましょう。
友人や家族に、一緒に考えてもらいましょう。
視点を変えるには、他人の視点を借りるのが一番です。
自分自身が弱みだと感じる点は、資質による影響が大きいです。
資質というのは、強みの一種であり、自然と繰り返される思考・行動・感情です。自分でも気付かないうちに、無意識にやってしまうことだからこそコントロールするのが難しく、毎回同じことをやってしまって弱みだと感じてしまいやすいのです。
しかし、逆に言えば、自然とできてしまうことほど大きな強みになります。他の人なら意識しないとできないことが無意識にできてしまうのですから。せっかくの資質を無駄にしないよう、ぜひ自分の資質を理解して活かす工夫をしてみてください。
資質については、下記の記事で詳しく解説しています。